グリーングリーンの歌詞の本当の意味とは?戦争の歌だった?

グリーングリーンの歌詞の本当の意味とは?戦争の歌だった?

皆さんは「グリーングリーン」という歌をご存知ですか?ぱっと思い出せなくても、曲を聞いてみると「知ってる!」となる人が多いと思います。

今回はグリーングリーンの歌詞の本当の意味について紹介します。

グリーングリーンの歌詞は?

グリーングリーンの歌詞の中でも、一番はとても多くの人が歌えるくらい有名だと思います。歌詞の前半では、子供がパパと二人でこの世に生きる喜びと悲しみのことを語り合ったという内容で、歌詞の後半では「青空には小鳥が歌い丘の上には緑が燃える」と歌われています。爽やかな曲調で明るい曲というイメージがありますよね。

ただ、グリーングリーンの歌詞には「怖い」という噂もあります。一番の歌詞にも確かに「悲しみ」といったフレーズが見られますが「花札の意味が怖い」みたいな噂と同じようなものなのでしょうか。

2番や3番の歌詞

2番ではパパが子供を胸に抱いて「辛く悲しい時も泣くんじゃない」と伝えます。青空にはそよ風が吹き、丘の上の緑も揺れると描写されています。3番では、子供が目覚めた際に「この世に辛い、悲しいことがある」ことを知った、という歌詞になっています。青空には雲が走り、丘の上では緑が騒いでいます。

歌が進むにつれて、「辛く悲しくても泣くんじゃない」「辛い、悲しいことがあると知った」など暗い歌詞が増えてきましたね。

4番5番の歌詞

4番では、子供はパパと約束したことを守り、拳を固め胸を張って立ちますが、そのまぶたには涙があふれ、丘の上の緑もぬれます。5番では、パパがその朝(3番や4番の日の朝?)に遠い旅路へ出かけたことが歌われます。子供は、パパが二度と帰ってこないことを察しているようです。青空には虹がかかり丘の上には緑が映えます。

涙を流す子供、二度と帰ってこないパパなど、歌詞の内容もより辛く悲しいものになってきました。青空にかかる虹は、どこか「死」を連想させているようにも思えます。

6番以降の歌詞

6番の内容は「パパの言ってた言葉の本当の意味を僕(子供)はやがて知るだろう」というもの。青空には太陽が笑い、丘の上の緑は鮮やかです。7番では子供もいつか親になって、自身の子供と「この世に生きる喜びと悲しみのこと」を語り合うだろうと歌われています。青空にはかすみたなびき、丘の上には緑が広がりますよ。歌の最後は「緑がひろがる」が数回繰り返されるというものになっています。

参考サイト:歌ネット

 

グリーングリーンは戦争の歌?

このように歌詞をすべて見てみると、「怖い」というよりも「悲しい」という印象が強いですね。父を亡くした子供が、いずれ自身も親になって父から教えられた大切なことを自分の子供にも伝えていくという内容なのでしょう。

グリーングリーンの歌詞を書いた片岡輝氏は自身も戦争を経験しており、反戦を支持する立場の方でした。そういった背景もあり、グリーングリーンの歌詞に登場する「パパ」は、「帰って来ることが困難だと分かっている戦争に出た」と推測する声もありますよ。

グリーングリーンの原曲について

元はアメリカのフォークグループ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズが1963年に歌った曲であり、原曲の歌詞は日本で親しまれているそれとは意味も大きく異なります。

原曲の歌詞は、青年が自由を求めて母の元を出て旅立つという内容になっています。「この世界には好きなように生きろと言ってくれる奴なんて誰もいない」など、既存の社会への反発が感じられる歌詞である一方で「緑あふれる希望の地へこれから辿り着く」「気楽に行こうぜ」など明るさを感じさせる内容でもありますよ。

最後に

今回はグリーングリーンの歌詞の本当の意味について紹介しました。そもそもグリーングリーンの歌詞がこんなに長いってことを知らない人も多かったのではないでしょうか。親から教えてもらったことを自分の子にも繋いでいくという歌詞は素敵ですが、親の運命まではなぞらないで欲しいところです。