スピッツが人気の理由は？天才といわれる理由や名曲もまとめ

2024年5月25日

1987年から活動し、人々の心に残る楽曲を発信し続けているロックバンドのスピッツ。リリースから四半世紀以上経ちますが「チェリー」や「空も飛べるはず」などの楽曲も、若い世代に高い人気を誇っています。

今回は長い年月を経ても色あせない魅力を放つ、スピッツの人気の理由を考察したいと思います。また天才といわれる理由やスピッツの名曲もまとめて紹介しますので、ぜひ最後まで記事をご覧くださいね！

Contents

1 スピッツが人気の理由は？
2 天才といわれる理由
3 スピッツの名曲5選紹介
4 まとめ

スピッツが人気の理由は？

スピッツが人気の理由は、「天性の曲作りの巧さ」と「いつ聴いても変わらない透明感のある歌声」にあるといわれています。心に響く歌詞とメロディー。優しくぬくもりのある曲調。時代を超えて受け入れられるその音楽性に魅力を感じている人が多いようです。

ボーカルを担当しながら、作詞作曲も務める草野マサムネさん。その独特の世界観は唯一無二であり、現在人気の男性高音ボイス曲の先駆けといえるのではないでしょうか？

天才といわれる理由

やはり四半世紀が経っても変わらぬ魅力を感じさせる、その高い音楽性にあると思います。どうしても音楽などの芸術は時代と共に好みの移り変わりがあります。しかしながらスピッツの音楽は、いつ聴いても変わらぬ魅力を感じさせますね。若い世代も「聴きやすい」「なじみやすい」「歌詞が深い」と高評価です。

草野マサムネさんの世界観を支え広げるバンドのメンバーの演奏技術も、若い世代からリスペクトされています。特に楽曲「ロビンソン」のギター・アルペジオのイントロに感銘を受けたというコメントを多く見かけますよね！

スピッツの名曲5選紹介

それではスピッツの名曲といわれている楽曲の中から、筆者が5つ選んで紹介したいと思います。知名度の高い「チェリー」「空も飛べるはず」はあえて除外していますが、どうぞご了承ください。

スピッツの名曲①ロビンソン

1995年4月5日にリリースされた楽曲。スピッツ最大のヒット曲です。

リリース前、作詞・作曲を担当した草野マサムネさんは「地味な曲」「ポップすぎる」という印象を抱いており、シングルとして発表することにあまり乗り気ではなかったそうです。そのため本曲のための表立ったプロモーション活動はほとんど行われませんでした。それにもかかわらず、1995年の初夏にスーパー・ヒットを記録。イントロなどでリフレインされるアルペジオフレーズは、本曲の魅力を最大限に引き上げたとして評価されています。1996年にはフジテレビ系ドラマ『白線流し』の挿入歌として起用されました。またこの曲をカバーするアーティストは多く、桑田佳祐・絢香・Uruなどに愛され、歌われているんですよ！

スピッツの名曲②楓

1998年7月7日にリリースされた楽曲。リリース当時は、TBS系『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマに使用されました。1999年フジテレビ系ドラマ『Over Time-オーバー・タイム』の挿入歌に、2010年テレビ朝日系列のスペシャルドラマ『お母さんの最後の一日』では主題歌となっています。2019年日本テレビ系ドラマ「ザンビ」挿入歌、2022年フジテレビ木曜劇場『silent』の挿入歌として使用され、長い時を経ても人気のある楽曲です。2017年にはキリンビバレッジ『午後の紅茶』CM内で、上白石萌歌が「楓」をカバーして話題となりましたね！

スピッツの名曲③春の歌

2005年4月20日にリリースされた楽曲。スポーツドリンク・アクエリアスのCMソングとしてタイアップされました。また9年後の2014年にロッテ・ガーナチョコレートのCMソングとしても使用されました。2017年にはシンガーソングライターの藤原さくらによってカバーされ、同年に公開された映画『3月のライオン』後編の主題歌で起用されています。爽やかな楽曲ですが、疾走感のあるサビにときめく視聴者も多いのではないでしょうか？

スピッツの名曲④魔法のコトバ

2006年7月12日にリリースされた楽曲。実写映画『ハチミツとクローバー』主題歌。

曲が完成したのは2006年4月頃で『ハチミツとクローバー』の連載が終了していない状況でしたが、完成した曲を聴いた原作者の羽海野チカは「（まるで）ハチクロのエンディング曲。胸がいっぱい」「ハチクロのラストが変わってしまうくらいのインパクトでした」と絶賛。2022年にはフジテレビ木曜劇場『silent』の挿入歌としても使用され、時を経ても色あせないステキな楽曲です。