昨年は平井大『栄光の扉』!熱闘甲子園の歴代テーマソングまとめ

昨年は平井大『栄光の扉』!熱闘甲子園の歴代テーマソングまとめ

各県での地方大会が始まり、高校3年生の球児たちにとって最後の夏が始まります。昨年は宮城・仙台育英高校が初優勝を飾りましたが、今年はどの学校が真紅の大優勝機を手にするのか楽しみですよね!

球児たちの熱戦もさることながら、多くの高校野球ファンの楽しみはABC放送が制作する『熱闘甲子園』ではないでしょうか。独自の徹底取材で描かれるドラマは見る人の涙を誘います。そしてその番組を音で支えているのが熱闘甲子園 テーマソングです。

昨年は平井大さんの『栄光の扉』でしたが、今年はどの曲になったのでしょうか。また、歴代の熱闘甲子園 テーマソングも気になるところです。

そこで今回はそんな歴代熱闘甲子園 テーマソングを過去10年間分まとめていきます!

熱闘甲子園のテーマソング一覧

2013年から2023年の熱闘甲子園 テーマソングは下記の通りです。

  • 2023年 『フォトグラフ』 ATSUSHI×東京スカパラダイスオーケストラ
  • 2022年 『栄光の扉」 平井大
  • 2021年 『夢わたし』 なにわ男子
  • 2020年 放送なし
  • 2019年 『宿命』 official髭男dism
  • 2018年 『夏疾風』 嵐
  • 2017年 『虹』 高橋優
  • 2016年 『光と影の日々』 AKB48
  • 2015年 『On Youer Side』 Superfly
  • 2014年 『オモイダマ』 関ジャニ∞
  • 2013年 『ダイヤモンド』 コブクロ

2023年『フォトグラフ』ATSUSHI×東京スカパラダイスオーケストラ

2023年に開催される第105回全国高校野球選手権大会のテーマソングは、『フォトグラフ』です。

作詞を担当したATSUSHIは楽曲に込めた想いを「高校球児の皆さんが、それを支える周りの仲間や、ご家族など、それぞれの立場からの思いを背負って一生懸命に立ち向かう姿をイメージしながら、それぞれの晴れ姿が、どの部分を切り取ったとしても、笑顔や涙が光り輝いているイメージを大切にしました」と話しています。

2022年『栄光の扉』平井 大

2022年に開催された第104回全国高校野球選手権大会のテーマソングに起用されたのは、平井大の『栄光の扉』です。

高校球児たちが甲子園に立つまでの日々や、汗と涙がにじむような胸が熱くなるストーリーとなっており、未来へ背中を押してくれる楽曲なので、聴くとポジティブな気持ちにさせてくれる一曲です。

2021年『夢わたし』なにわ男子

2021年に開催された第103回全国高校野球選手権大会のテーマソングには高校野球応援隊にも就任した、なにわ男子の『夢わたし』が起用されました。

タイトルはメンバーが考えたもので「わたし」には、

夢を「渡し」ていく「わたし」

ひとりひとりに「私」の夢があるの「わたし」

の2つの意味が込められているそうです。2020年は、新型コロナウイルスの影響で開催されず、悔しい思いをした球児たちの想いも一緒に「わたし」ていく1曲となっています。

2020年 放送なし

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園が中止になり、番組も放送されませんでした。

2019年『宿命』Official髭男dism

令和初の甲子園は準決勝と決勝の間の休養日を設定や試合開始時刻の変更など、大きな革新もあり話題となった甲子園です。そんな2019年のテーマソングはOfficial髭男dismの『宿命』が採用されました。

この楽曲について作詞を担当した藤原聡さんは「「球児たちは「絶対に甲子園に出るんだ」「優勝するんだ」という思いを、チームのみんなで「宿命」として背負っていて、目標に向かってひたむきにがんばっている。球児たちが背負ってる宿命を称えて、応援したいという思いで『宿命』という曲を作りました。」と楽曲制作に込めた気持ちを語っています。

2018年『夏疾風』嵐

2018年は記念すべき100回大会であり、公立高校で初出場ながら決勝まで進んだ、秋田県立金足農業高校、史上最強とも謳われた大阪桐蔭高校に注目が集まりました。

この記念すべき100回大会のテーマソングは嵐の『夏疾風』が採用されました。ゆずの北川悠仁さんが作詞作曲を担当し、とても爽やかな曲で、『どこまでも続く蒼空 見上げる夢に手を伸ばして』と、高校球児の気持ちに寄り添う楽曲となっています。

2017年『虹』高橋優

2017年の熱闘甲子園 テーマソングは、シンガーソングライターの高橋優さんが書き下ろした楽曲『虹』です。

この曲を書くために、高橋さんは全国の高校野球を観戦する旅に出たそうで、この年のキャッチフレーズ「じぶん史上、最高の夏」にふさわしい1曲となりました。

2016年『光と影の日々』AKB48

2016年の熱闘甲子園テーマソングは、AKB48の『光と影の日々』です。

女性アイドルグループでは初めて甲子園のテーマソングを担当したことでも注目を集めました。高校球児の決意を表すようにしっとり歌い上げられるメロディと『君の努力がキラキラと 道を照らしてる』というサビ終わりの詞が深く心に響く楽曲です。

2015年『On Your Side』Superfly

始球式の王貞治さんの登場でも話題になった、2015年の熱闘甲子園 テーマソングはSuperflyさんの『On Your Side』で、壮大なミディアムバラードです。

レコーディングでは志帆さんの感情が高ぶり、涙を流し一時中断するという今までにないシーンもあったほどの珠玉の一曲となっています。「人と人とのつながり」というテーマのこの楽曲は制作にあたりSuperflyは「甲子園というものが、球児の周りにいる家族や友人の「夢」になっていることに感動しました。大切な人を支えたい、大切な人がいるから頑張れる…そんなみなさんの大切な人を思い出させてくれるような曲になればいいなと思っています。力強くもあり、やさしさに溢れた楽曲に仕上がっています。」と語っています。

2014年『オモイダマ』関ジャニ∞

2014年の熱闘甲子園 テーマソングは関ジャニ∞の『オモイダマ』です。高校球児たちの様々な想いの詰まったボールを「オモイダマ」と表現した1曲です。

熱闘甲子園 テーマソングと共に、ABC放送の夏の高校野球の応援ソングにもなりました。ちなみに、この年から大会期間中だけ、阪神電車の甲子園駅の列車接近メロディがテーマソングに変わったことも話題になりました。

2013年『ダイヤモンド』コブクロ

2013年の熱闘甲子園 テーマソングには、コブクロの『ダイヤモンド』が起用されました。2012年には小渕健太郎さんの母校宮崎工業高校が甲子園に出場していたという繋がりもあった中でのテーマソング採用にもなってきます。

この楽曲についてコブクロの2人はインタビューで高校球児をダイヤモンドの原石と重ねて「ダイヤモンドは、傷つかないと光を集めません。同じく彼等も、何度もつまずいて転んでさまざまな傷あとを作りながら、夢を追いかけ、輝きを増していく。そして、ホームから一塁、二塁、三塁と一周する軌道の名も、偶然、ダイヤモンド。2013年の夏も、さまざまな球児の姿が、観る人に夢と思い出を与えることでしょう。そんな皆さんの応援歌になれば良いなと思います」とコメントしています。

最後に

今回は熱闘甲子園 テーマソングをまとめてきました。2008年までは2曲でしたが、1曲になったことでより鮮明に感動を思い出すことができますよね!

それ以前の熱闘甲子園 テーマソングの中では、個人的には2003年の森山直太朗さん『夏の終わり』がものすごく印象的に残っています。

今年の『フォトグラフ』も多くの高校球児の背中を押し、素晴らしい大会になることを期待しましょう!

 

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Posted by masa