ビッシュが解散したって本当?メンバーの現在の活動は?人気曲も調査

2025年9月15日

ビッシュが解散したって本当?メンバーの現在の活動は?人気曲も調査

2021年に紅白歌合戦に出場するなど、国民的な人気グループとして活躍した「楽器を持たないパンクバンド」、BiSH(ビッシュ)。数年前まで大人気のままだったような気もしますが、最近グループ活動している姿を見ませんね。解散してしまったのでしょうか。

今回はビッシュの解散の噂、メンバーの現在の活動や人気曲について調査しました。

ビッシュは解散した?

ビッシュは2023年6月に東京ドームで行われたラストライブをもって解散しました。実はビッシュの解散は2021年12月24日に発表されていたのです。2021年というと、2021年8月にリリースされたアルバム「GOiNG TO DESTRUCTiON」もオリコン1位を獲得しており、ビッシュの解散はまさしく人気絶頂の時期に発表されたと言えます。

解散発表に際し、メンバーからは「BiSHの生きる道として、ずっと前から決めていました」とコメントしています。

解散発表から解散までは一年以上の時間があった

とはいえ、解散を発表したのは2021年12月ですが、実際に解散したのは2023年6月、間に一年半の時間がありましたし、解散が2023年になることは最初の発表でも話されていました。解散決定から解散までこれだけ時間が開くというのも珍しい話のような気がします。

ビッシュは「2023年までは愛を届けていきたい」と語り、ファンとの「プロミス」として解散発表と同時に12カ月連続リリースや未開催地ホールツアーなどの活動予定を明かしていました。解散までの期間を、誠実にファンと向き合う期間としたのですね。

解散の理由は?

ビッシュのプロデューサーは渡辺淳之介さん。これまでも「創作しては壊す」ということを繰り返してきた方で、ビッシュのメンバーにも「一番輝いている時、かっこいい瞬間に解散して欲しい」と求めたのです。人気絶頂の時の解散は、寧ろプロデューサーが狙ったことだったのですね。

メンバーの中には解散の提案に「ビッシュで歌うのが好きだったからショックで泣いた」「おばあちゃんになってもみんなで活動を続けていると思っていた」と戸惑う者もいましたが、話し合いを重ねてそれぞれの形で受け止めたそうです。

メンバーの現在の活動は?

ここからはビッシュ解散時のメンバー6人それぞれの現在の活動について紹介します。

アイナ・ジ・エンド

ビッシュの中でもその特徴的な歌声でグループを牽引したアイナ・ジ・エンドさんは、解散後も主にシンガーソングライターとして活躍、映画「変な家」、アニメ「ダンダダン」、ポッキーやフォルクスワーゲンT-Cross、ニベアクリームなどのCMのタイアップ楽曲をリリースしています。役者としても活躍しており、2023年10月公開の映画「キリエのうた」で自身映画初出演かつ初主演、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

セントチヒロ・チッチ

セントチヒロ・チッチさんは2024年1月5日よりスターダストプロモーション所属となっています。「加藤千尋」名義で役者業を行っており、日本テレビの「放課後カルテ」「肝臓を奪われた妻」などに出演していますよ。また、歌手としての活動も行っており、アニメ「RINGING FATE」のエンディングテーマを担当、2025年にはソロでメジャーデビューも果たしました。

モモコグミカンパニー

モモコグミカンパニーさんは解散後から2025年5月末までワタナベエンターテインメントで活動しましたが、契約満了で退所。タレント活動だけでなく作家としても活動し、2023年7月にはサスペンス小説「悪魔のコーラス」を著したモモコグミカンパニーさんですが、ワタナベエンターテインメント退所後は「作家としての活動にもより一層力を注いでいきます」としていますよ。

ハシヤスメ・アツコ

ハシヤスメ・アツコさんは解散後ホリプロに所属し、なんと解散ライブの翌日の朝の生放送、ラヴィットに出演するという衝撃的なソロスタートを切りました。本人はバラエティタレントとしての活躍を目指しており、その目標通りに様々なバラエティ番組で活躍。また、2024年に放送されたフジ令和版の大奥における「スリーアミーゴス」の一人の役柄を演じるなど、役者としても活動していますよ。

リンリン

リンリンさんはビッシュ解散後、「MISATO ANDO(ミサト アンドウ)」に改名し、美術家としての活動をスタートさせました。公式ホームページにも自身のアート作品の画像を多数掲載しており、個性的な世界観を体験することができます。またコラムニスト、ラジオパーソナリティといった活動もされており、美術家という枠に囚われずに活動の幅を広げています。

アユニ・D

アユニ・Dさんは解散後に個人事務所である株式会社浪漫惑星を立ち上げ、ビッシュ時代にも一時期活動していたソロプロジェクト「PEDRO」を再始動、解散翌日の6月30日にシークレットライブを行い再スタートを切りました。2025年3月には配信限定シングル「beautifulね」をリリース、テレビドラマ「その着せ替え人形は恋をする」のエンディングを担当するなどタイアップ曲も歌っています。

ビッシュの人気曲は?

ここからはビッシュの人気曲について紹介します。ビッシュのYouTubeチャンネルには楽曲のミュージックビデオも投稿されているのですが、最も再生数が高い楽曲は「プロミスザスター」で、2500万回以上再生されていますよ。

2017年3月にリリースされたメジャーセカンドシングルで、当時のオリコンの順位は4位。その後も長く愛され、紅白歌合戦で披露した楽曲もプロミスザスターでした。

出典:BiSH

オーケストラ

プロミスザスターに次いでYouTubeで再生されているのは「オーケストラ」です。こちらは再生回数2000万回超え、やはり人気の楽曲です。2016年10月にリリースされたビッシュのメジャー一枚目のアルバムに収録されたリード曲であり、壮大なオーケストラをバックに別れをテーマとした歌詞が多くの人に響いた名曲です。解散の際によりオーケストラの歌詞が胸に刺さったというファンも多いのではないでしょうか。

出典:BiSH

最後に

今回はビッシュの解散やメンバーの現在の活動、人気曲について紹介しました。「最も輝いている時に解散」というのは、美しくもメンバーやファンにとって酷なことだったのではないかと思います。それでも、メンバーは解散後もそれぞれの形で活動を続けており、そのおかげでファンの寂しさも少し和らいでいるかもしれませんね。

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