『アクアタイムズ』解散理由は?メンバーや現在の活動についても

『アクアタイムズ』解散理由は?メンバーや現在の活動についても

平成を彩った人気バンドとして今でもなお根強い人気を誇っている『アクアタイムズ』。誰しも一度は耳にしたことのある名曲を次々と輩出していた『アクアタイムズ』ですが、2018年に惜しまれつつも解散を決断しました。では、『アクアタイムズ』の解散理由は何だったのでしょうか。

今回の記事では『アクアタイムズ』の解散理由について、メンバーや現在の活動と共に紹介します。

『アクアタイムズ』の解散理由について

絶大な人気を誇っていた『アクアタイムズ』ですが、解散理由についてはファンに向けて公表されており、メンバーたちの話では同年にリリースした8枚目のアルバム後に皆が完全燃焼した感覚があり、これ以上音楽を続けてもこれまでと同じような熱量を持って行くことが難しいと判断したからなのだそうです。この意見には不思議とメンバー全員が一致していたようで、解散するという結論に達するまではあまり時間はかからなかったのだとか。

『アクアタイムズ』の解散理由をファンに告げた際、メンバーの太志さんは「やりきった。本当に幸せだった」と前向きな言葉で締めくくっており、『アクアタイムズ』の解散理由が決してネガティブなものではなかったことを伝えています。

その後太志は当時の心境を暴露

『アクアタイムズ』はまさに「燃え尽き症候群」のような解散理由で解散したと発表しましたが、後にフロントマンとして『アクアタイムズ』を引っ張ってきた太志さんは「限界を感じていた。これ以上続けると自身が壊れてしまうような、そんな感覚があって、まるでコップの水がいっぱいになり続けて溢れるような瞬間を感じていた」と自身の心境を暴露。『アクアタイムズ』を引っ張る存在として、この時既に心身ともに限界だったことを明かしています。

あくまで『アクアタイムズ』の解散理由は燃え尽き症候群だったとのことですが、もしかしたら太志さんのそういった感情を考慮して決めた部分もあったのかもしれませんね。

『アクアタイムズ』のメンバーを紹介

ここからは『アクアタイムズ』のメンバーについて紹介します。『アクアタイムズ』は5人メンバーで構成されており、各メンバーの詳細は下記のとおりになります。

  • 太志(リーダー):ボーカル担当
  • OKP-STAR:ベース担当
  • 大介:ギター、コーラス担当
  • mayuko:キーボード担当
  • TASSHI:ドラム担当

メンバー皆が確かな音楽の腕前を持っているだけでなく、仲が良いことも『アクアタイムズ』の魅力でしたよね。次からは『アクアタイムズ』が解散した後のそれぞれのメンバーの活動についてみていきましょう。

解散後の各々の活動は?

『アクアタイムズ』の解散後、リーダーの太志さんはアーティストの東野誠さんと共に音楽プロジェクト「Little Parade」を立ち上げて音楽活動を継続していました。OKP-STARさんもまた音楽を続けており、Mrs.GREENAPPLEのサポートとしても活躍中で、大介さんは作曲家や編曲家として活動、mayukoさんは音楽プロジェクト「88flavors」に加入しています。こうしてメンバーの殆どが『アクアタイムズ』の解散後も各々で音楽活動に携わり続ける中、唯一TASSHIさんだけが一般企業に就職して音楽の世界から離れました。実はTASSHIさんは『アクアタイムズ』が解散する数年前から左腕に神経疾患を患っていたといわれており、こうした理由で音楽の世界から離れる決断をされたようです。

『アクアタイムズ』の結成秘話

『アクアタイムズ』がデビューを果たしたのは2003年ですが、発端としては太志さんとOKP-STRAさんがバンドメンバー募集のネット掲示板を通じて出会ったことでした。その後OKP-STARさんの高校の同級生だった大介さんが誘われて加入、そして大介さんが自身と同じ大学に通うmuyukoさんを引き入れて『アクアタイムズ』のメンバー5名が揃いました。

こうした芋づる式で結成された『アクアタイムズ』ですが、皆若い頃からの知り合いだけあって仲の良さは随一で、こうしたメンバー間の絆があったからこそ数々の名曲を生み出すことができたのではないでしょうか。

解散から6年、2024年に復活

2018年に惜しまれながらも皆さんに至った『アクアタイムズ』ですが、なんと解散から6年が経過した2024年に突如して再結成を発表。この予想外の展開に驚きつつも、歓喜したファンも多かったのではないでしょうか。

再結成に至った経緯に関しては、2025年8月24日にインディーズ20周年となる節目を迎えるにあたり、レコード会社から再結成をしないかという提案を持ちかけられたことがキッカケだったそうです。その後太志さんを中心にメンバーが再集結し話し合い、「10周年の時に武道館で10年後にファンたちにまた会おうと約束した。その言葉を信じているファンもいる」と太志さんが力説し、他のメンバーたちもその熱意に動かされて再結成を決めたそうです。

活動は2025年まで

再結成された『アクアタイムズ』ですが、活動は2025年末までの一時的なものであると発表されています。おそらく他のメンバーたちが各々で活動していること、またTASSHIさんが一般企業に就職したことも踏まえて、期間限定での再結成に至ったのではないでしょうか。

ちなみにTASSHIさんだけは事後報告で『アクアタイムズ』が復活することを告げられたそうですが、戸惑いながらも「正直嬉しい」と快く承諾。左腕の神経痛が心配されてはいますが、『アクアタイムズ』の再結成のために現役復帰を果たしました。

まとめ

今回の記事では平成を代表するバンド『アクアタイムズ』の解散理由や解散後のメンバーたちの動向、そして再結成についても紹介しましたがいかがでしたか。惜しまれながらも解散し、そしてデビュー20周年に向けて急遽復活した『アクアタイムズ』。果たして今後再び再結成はあるのか、2025年末までの活動ではあると発表されていますが今後も含めて『アクアタイムズ』からまだまだ目が離せそうにないですね。