【追悼】アニソン界の帝王・水木一郎が主題歌を担当した作品を振り返る
アニメソングの帝王と名高い、声優の水木一郎さんが2022年に亡くなりました。水木一郎 曲は1000曲を超えると言われており、あのウィキペディアにも書ききれないほどの作品数を誇っている水木さん。2022年にがんが発覚してからは、放射線および抗がん剤治療で病気を落ち着かせながら、イベントには車いすで登壇するなど元気な姿を見せていました。アニソンでコラボし、黄金コンビと呼ばれた相方の堀江美都子さんとともに歌ったステージが最後となり、74年の人生に幕を閉じたのでした。
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水木一郎の基本プロフィール
- 生年月日:1948年1月7日
- 出身地:東京都
- 本名:早川 俊夫(はやかわ としお)
日本のアニソン界では知らない人はいないレジェンドとして、海外でもコンサートするほどの人気だった水木一郎さん。水木一郎 曲はアニソンだけでなく、福岡ダイエーホークスや中日ドラゴンズの主題歌も歌ってきていますよ。あまり知られていませんが、なんとNHK『おかあさんといっしょ』で2代目歌のお兄さんを務めていたこともあるんです!その由来から、”アニキ”と呼ばれたりもしていますね。
どれも素敵!水木一郎担当のアニメ主題歌
「マジンガーZ」
『マジンガーZ』原作者・永井豪氏も大ファンだったという、水木一郎さん。本作のテーマソングを大ヒットに導いた”恩人”として水木さんを追悼しました。50年もの間人気を誇り続けた本作は、毎回魂を込めて歌い続けた水木一郎 曲のおかげだと、深く感謝しました。『マジンガーZ』の主題歌は、約半世紀にわたって歌い続けてきた、大切な一曲となったことでしょう。曲の印税で建てた家は「マジンガー御殿」と呼ばれていましたよね。
「がんばれ!!ロボコン」
https://www.youtube.com/watch?v=aKAh-V7a33Y
コミカルな一面を出しながらも大切に歌い続けた『がんばれ!!ロボコン』の主題歌。ロボット学校の劣等生「ロボコン」の物語で、ついついロボコンを応援したくなるような元気の出る一曲でしたね。情熱的に歌うアニソンが多かった水木一郎 曲の中でも、軽やかで爽やかなメロディーが人気を呼びました。
「仮面ライダーストロンガー」
オープニング・エンディングともに担当した『仮面ライダーストロンガー』。振り返れば、ほぼすべての仮面ライダーシリーズを水木さんが歌い上げていましたね。仮面ライダー関係の曲の印税にライダーショーへの出演料などで、鎌倉市に土地を買ったことでも有名です。
「少年探偵団」
オシャレなサウンドに乗せて、高らかに歌い上げた『少年探偵団』の主題歌は、オープニング、エンディング、そして挿入歌まで水木さんの歌声で盛り上がった作品でしたね。本作のイメージそのものが、水木さんだという人も多いのではないでしょうか。
「忍者キャプター」
堀江美都子さんとのデュエットが印象深かった本作の主題歌は、2人の掛け声や擬音語が入っている嬉しいサプライズもありましたね。水木さんとともにアニソン界をけん引してきた堀江美都子さんも、アニソン界の”アニキ”こと水木さんを追悼しました。
まとめ
アニソン界では、新田早規さんも若くして亡くなっており、ファンからは悲しみの声が上がりましたね。水木一郎 曲は1000曲を超え、その認知度と人気は計り知れないものでした。まさにアニソン界のレジェンドとして、日本だけにとどまらず、世界的なカリスマ歌手として名を馳せてきました。今後も水木一郎 曲は、アニメとともに後世に語り継がれていくことでしょう。