BADHOPの解散理由は?その後の活動やメンバーについても調査

ちゃんみなや呂布カルマ、R-指定など日本でも若者を中心にその勢いが増しているHIPHOP。実際にそのライブを見に行ったり、通勤通学時に頻繁に聴いていたりする方もかなり多いのではないでしょうか。
今回はHIPHOP業界の中でも川崎を拠点に2024年まで活動していたグループのBADHOPにフォーカスを当てて、その解散理由やその後のメンバーなどに迫っていきたいと思います。
Contents
BADHOPについて
まずは今回ピックアップするBADHOPというグループのことについて、グループの経歴やメンバーについて紹介していきます。
BADHOPは2014年に神奈川県川崎市出身の幼馴染を中心に結成された8人組のラッパーで構成されているグループです。
これまでの活動歴について
BADHOPは2014年3月25日にコンピレーションアルバム「BADHOP ERA」を発表し、デビュー。レコード会社に所属していなかったこともあり、しばらくは無料でCDを配ったり、フリーダウンロードで音楽配信を行ったりしていました。
大きな転機となったのは、2016年3月15日に発表した「BADHOP DAY」で、収録曲の「Life Style」はミュージックビデオも製作されてYouTubeに公開されたミュージックビデオは再生回数2700万回を超えるなど大きな話題を呼びました。
2017年には初の全国流通作品となる2ndアルバム「Mobb life」を発表し、初の全国ツアーも開催するなど全国的な知名度を上げていきました。2018年には日本武道館でのワンマンライブを開催し、先行チケットは3時間で完売するほどでした。
2019年には川崎駅前でゲリラライブが行われましたが、途中で警察からの警告を受けて中止となりました。この時に横浜アリーナでのワンマンライブの開催が発表されています。
2020年から解散まで
2020年以降はコロナの影響もあり、前述に発表された横浜アリーナでのワンマンライブは無観客で開催されました。元々は有観客で行われる予定であったが、急遽無観客に変更しすでに完売していたチケットは全額払い戻しを実施しました。
2021年2月27日からは3年ぶりとなる全国ツアー「BADHOP THE REVENGE TOUR」を全国16か所17公演という内容で行いました。
2022年5月には国内最大規模のヒップホップフェスティバル「POP YOURS」DAY2のヘッドライナーとして出演。2023年5月27日には「POP YOURS 2023」でメンバーのT-Pablowがグループの解散を発表しました。同年9月には解散ライブを東京ドームで行うことも発表されました。
そして2024年2月19日、ラストライブ「BADHOP THE FINAL at TOKYODOME」を東京ドームで開催しBADHOP10年の歴史に幕を下ろしました。
BADHOPのメンバーについて
続いて、BADHOPを構成する8人のメンバーそれぞれについて紹介していきます。
| 名前 | 本名 | 生年月日 | 出身中学校 | 備考 | 
| T-Pablow | 岩瀬達哉 | 1995年11月3日 | 川中島中学校 | YZERRの双子の兄 | 
| YZERR | 岩瀬雄哉 | 1995年11月3日 | 川中島中学校 | T-Pablowの双子の弟 | 
| Tiji Jojo | 吉村敦也 | 1996年2月12日 | 川中島中学校 | 韓国と日本のハーフ | 
| Benjazzy | 石川幸和 | 1994年10月19日 | 川崎市立富士見中学校 | |
| Yellow Pato | 関根流星 | 1995年4月18日 | 川中島中学校 | 川崎フロンターレのユースに所属していた | 
| BARK | 日野原佑紀 | 1995年9月20日 | 川崎市立桜本中学校 | |
| G-k.i.d | 渡邊凌 | 1995年5月2日 | 川中島中学校 | |
| Vingo | 阿部慎之助 | 1996年1月5日 | メンバー唯一の東京出身 | 
メンバーの半分が同じ中学校出身で1人を除いて全員が川崎に所縁があり、絆の強いグループです。
BADHOPの解散理由について
日本武道館や横浜アリーナでライブをするほど人気であったBADHOPはなぜ解散したのでしょうか。その理由について迫っていきたいと思います。
解散の理由①
解散の理由として考えられる一つ目がメンバーそれぞれの目標のためです。これは、ラストライブとなった東京ドームライブで解散する理由として最も大きいのが「メンバーそれぞれの目標の違い」であったと話しています。
グループを結成してから10年、メンバーそれぞれが異なるフィールドでの目標を持っていたようです。それぞれの目標を成し遂げるためにはどうするべきかを話し合ったうえで全員が前向きに次のステージに進めるために解散という選択を取ったと思われます。
解散の理由②
解散の理由として考えられる二つ目がグループの限界を感じたという点です。グループの中でもリーダー的な存在であったYZERRはグループについて、「BADHOPでできることは限られている」と語っていたこともありグループの音楽性や活動スタイルがピークを迎えたと感じたが故の発言でした。
グループとしての大きな目標であった東京ドームでのライブというのも達成し、その達成感もありメンバー自身が「これ以上ない形で有終の美を飾った」と語っていることから、ピークでグループを終えたいという想いがあったのかもしれません。
解散後の活動について
BADHOPとして東京ドームでラストライブを行ってから、その後はどのような活動を行っているのでしょうか。BADHOPの解散後の活動についてみていきます。
T-Pablow
中心メンバーのT-Pablowはグループ解散後、ソロアーティストとしてラップ活動を継続しています。音楽活動以外にも様々なメディアにも出演しており、ファッションなど様々な場所での活動が注目されています。
YZERR
YZERRはグループ解散後は音楽活動からは少し離れて、ブロックチェーンゲームの開発者として注目されています。他にも、2社を起業して経営者としての道を進んでいるようです。
Tiji Jojo
Tiji Jojoは自身の個性を生かして、独自の高音ラップスタイルでソロ作品をリリースするなどソロとして活動中です。また、ファッション性でも話題を呼んでおり、活動の幅を広げています。
Benjazzy
Benjazzyも同様に解散後はソロアーティストとしてソロアルバムの制作などに注力しているようです。自身の描くリリックでファンの支持を集めています。
G-k.i.d
G-k.i.dはソロ活動というよりかは自身の本拠地以外で一時的に参加する客演参加という形で複数の楽曲に携わっています。いずれにしてもまだ音楽活動は続けているみたいですね。
Bark
Barkは解散後の筋トレ好きの肉体派ラッパーとしてグループ時代のイメージを崩さずにパフォーマンスを披露しています。
Yellow Pato
Yellow Patoは解散後の音楽活動を続けており、ソロ楽曲などにも挑戦しています。
Vingo
Vingoはレゲエカルチャーも含めたユニークなスタイルを展開しており、今後も音楽と掛け合わせた活動が期待されています。
最後に
今回は2024年2月に解散したBADHOPについて、解散理由や各メンバーのその後の活動に迫っていきました。解散後もそれぞれのメンバーが自身の目標に向かってストイックに活動を続けているようです。
音楽活動を続けている人がほとんどなので気になった方はぜひそれぞれの楽曲や活動をチェックしてみてください。






